メモリアルデー =燈籠流し=

昨日は3連休の最終日であるメモリアルデー。 「メモリアルデーってなんのメモリアル何だろうね?」 とエツさんに言われ、確かに! この11年間、メモリアルデー・ウィークエンドといえば、「Surf into Summer」という、日本で云えば海開きのような毎年恒例のサーフィンのコンテストがあり、全くもって気にしたことがなかった。 メモリアルデーとは、戦争でアメリカの為に命を落とした軍人を追悼する日で、南北戦争後からはじまり、第一次世界大戦後からいろいろな行事が行われるようになり、5月最終の月曜日を休日とするようになったらしい。 そしてハワイでメモリアルデーのイベントといえば、「ランタン・フローティング」として知られる燈籠流し。 今まではコンテストに集中していて行ったことがなく、ちょうどダイアンがピリピリしていた日だったので、心を落ち着けに行ってみようということになった。 そしてビックリ!すごい人! アラモアナビーチが人で埋まっている!こんなの初めて! 和太鼓やフラのパフォーマンスがあるものの、VIP以外は見れないようになっていたため(Boo!)、とりあえず音を楽しんだ。 そしてサンセットとともに燈籠流しが始まると、みんな乗り出し、すごい盛り上がり。 日が暮れだし、メディテーション系の音楽と共に、徐々に灯篭がこっちへ向かってくる。 こんなに人がいるのに、すごい落ち着く。 そのままどんどん流れてくるのかと思いきや・・・ あれ?なんかロープが張っあり、そこで止まった! それでもロープを乗り越えて、さらに海へと進んでいく燈籠達は、左端に写っているボートの人達にロープの内側へと連れ戻されていく・・・ そんななか、一人脱出成功! 難関を乗り越えて大海へ旅立つ霊。ガンバレー! 一方、ロープで止まった燈籠たちは海に道を描いていた。 暗くなると、その灯りがさらに綺麗で、ダイアンの心もすっかり落ち着いていた。 そして帰り道、ダイアンからの一言。 「なんか燈籠になった気分・・・」 確かに・・・ものすごい人数が一度に同じ方向へ帰るため、周りを見回すと、自分達が燈籠のように流されているように見えた ハワイ在住11年間にして、初めて見た燈籠流し。なかなか素敵なイベントだった。 来年は海の中から見たいなぁ・・・